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~“辞めさせない”より、“働きたいと思える職場づくり”へ~

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。
本記事では、私たちが企業・団体の皆さまへご提供している「職場におけるメンタルヘルス研修」の概要と、実施の背景についてご紹介します。

働き方が多様化し、テレワークや副業、キャリアの見直しが当たり前となった今、「長く働いてもらうこと」自体を目的とするマネジメントは、もはや時代にそぐわないものとなりつつあります。

それよりも、「この職場でなら力を発揮できる」「ここで働く意味がある」と感じられる環境や人間関係があってこそ、パフォーマンスの向上や自然な定着にもつながるのではないでしょうか。

私たちのメンタルヘルス研修は、まさにその“土台づくり”を支援するものです。


なぜ「メンタルヘルス研修」が、良いチームづくりに役立つのか?

“メンタルヘルス”と聞くと、「不調になったときの対処」や「予防医学」といったイメージが先行しがちです。しかし、私たちはメンタルヘルスを、「日常のパフォーマンスや人間関係の質に影響する土壌」として捉えています。

たとえば…

こうした環境は、「働きやすさ」と「成果」を同時に高めるベースになります。そして、これは個人の特性だけではなく、職場全体の関係性やスキル、文化にも深く関わっています。


ご提案できる研修テーマ(例)

企業の課題に応じて、以下のようなプログラムをご提案しています。すべて認知行動療法(CBT)の考え方をベースに、実践形式で進めることが可能です。


✅ 「気になる部下」への声かけ研修

目的: 言葉をかけるきっかけを逃さないようにする
内容: 相手の反応に過剰に気を取られない認知の扱い方、話しかけ方の実践


✅ 「フィードバックが伝わる」ためのコミュニケーション研修

目的: 注意や指摘が萎縮を生まず、前向きに受け取られるようにする
内容: 認知のズレへの対応、説明の順序と伝え方の工夫


✅ 「心理的安全性」を育むハラスメント予防研修

目的: 萎縮や沈黙を生まない関係性の作り方を知る
内容: 何がハラスメントと受け取られるのか、日常の関わり方の境界線を理解し、意図せず傷つけるリスクを減らす


✅ セルフケアのためのレジリエンス研修

目的: ストレスに気づき、うまく付き合う力を育てる
内容: 思考のクセの理解、気分のマネジメント、仕事と感情の距離の取り方


✅ 若手向け・新入社員フォローアップ研修

目的: 自己理解と対人スキルの向上
内容: 緊張や不安との付き合い方、上司や同僚との適切な距離感


柔軟にカスタマイズ可能です

研修の時間や形式、対象者、実施目的などは、貴社の状況に合わせて柔軟に対応いたします。
初めての方でも安心してご相談いただけるよう、企画段階からヒアリングさせていただきます。


実施にあたって、よくあるご質問

Q1. どんな企業・業種でも対応可能ですか?

はい、業種にかかわらずご対応可能です。実際にこれまでも、医療・福祉・IT・教育・製造・小売など、さまざまな現場にてご相談をいただいています。

Q2. 管理職研修と、一般社員向け研修では内容は異なりますか?

はい。対象に応じて、事例・ケーススタディ・ワークの内容を変えています。管理職の方には「支援者」としての視点を、一般社員の方には「気づきとセルフケア」の観点を重視して設計いたします。

Q3. 予算や人数に応じて内容を調整できますか?

もちろん可能です。ご予算・人数・実施回数などに応じて、構成や実施形式をご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。


最後に|“辞めない”より、“活かされる”職場へ

「離職を防ぐ」ことだけを目的とするならば、待遇改善や制度変更といった“条件面”の対応がメインになるかもしれません。しかし、私たちが大切にしたいのは、もっと根本的な部分――

人が「この職場で力を発揮したい」と思えるような、関係性の土台です。

日々の小さなコミュニケーション、関係性の調整、そしてセルフケアの実践が、結果として職場に安心感と連帯感をもたらし、自然と定着率やチーム力の向上につながります。

認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、企業様それぞれの課題や現場にあわせたご提案を行っております。ぜひ一度、ご相談ください。


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