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チームが変わる「アンガーマネジメント」研修|怒りの感情を力に変える

こんにちは、認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。
今回は、職場の人間関係やチーム力に大きな影響を及ぼす「怒りの感情」をテーマにした研修、アンガーマネジメント研修についてご紹介します。

怒りは、日常の中で誰もが抱くごく自然な感情です。
しかしその一方で、怒りの感情をうまく扱えないことで、職場の空気が悪くなる、信頼関係が崩れる、モチベーションが下がるといった悪循環につながってしまうこともあります。

当センターでは、怒りを「抑える」ことを目的とはせず、**「怒りを理解し、活かす」**というアプローチを大切にしています。
認知行動療法(CBT)の視点を取り入れながら、怒りの背景にある考え方や価値観、感情の構造にアプローチし、職場で実際に役立つ実践スキルを身につけていただける内容です。


怒りの感情は“なくす”ものではなく、“扱い”“活かす”もの

怒りの感情は、単なる迷惑な反応や不適切な態度ではありません。
むしろ、怒りは**「自分にとって何が大切か」を教えてくれる大事なサイン**です。

たとえば:

こうした怒りは、自分の価値観や期待が脅かされたときに起こる“心のアラーム”でもあります。
怒りを「問題」として捉えるのではなく、「情報」や「きっかけ」として捉えることで、感情をぶつけずに建設的な行動へとつなげる力が育ちます。


認知行動療法(CBT)を活かしたアプローチ

CBTでは、感情や行動は「状況」に対して自動的に浮かんだ**受け止め方(思考のクセ)**によって生まれると考えられています。

ケース例:会議での発言ミスに対する怒り

このように、怒りの根本には、その人なりの考え方や期待が強く関わっていることが多いのです。

研修ではこの部分に焦点を当て、以下のようなスキルを身につけていきます:

怒りに振り回されるのではなく、怒りの背後にある思いを理解し、意図的に選んだ行動をとる力を高めていきます。


怒りのエネルギーを「前向きな行動」に変える

怒りは決して「消さなければならない感情」ではありません。
むしろ、行動の原動力として使うことができます。

怒りを無理に抑えるのではなく、怒りを手がかりにして「何が大切だったのか」に気づき、前向きな行動へ変えていくことが、職場全体の変化につながります。


研修で身につくこと

① 怒りの感情と背景を理解する

② 感情をコントロールする技術を学ぶ

③ 実践ワーク・ロールプレイで現場力を高める


よくある質問(Q&A)

Q1. 怒りやすい人をターゲットにした研修ですか?
A. いいえ。怒りは誰にでもある感情です。研修は特定の人を「改善させる」場ではなく、全員が自分の感情と上手につきあう力を育てる場です。

Q2. ハラスメント防止研修との違いは?
A. ハラスメント防止研修は「ルールの理解と防止」に主眼を置いています。アンガーマネジメント研修では、感情そのものの理解と扱い方、伝え方のトレーニングに重点を置いています。

Q3. 管理職でなくても受ける意味はありますか?
A. はい。若手や現場スタッフも含めて、怒りを扱うスキルはすべての職員にとって有効です。怒る側も、怒られる側も、互いに理解を深めることができる内容です。


想定される効果と導入メリット

怒りを“我慢させる”のではなく、“活かす力”を育てる本研修。
導入することで、次のような変化が期待できます。


実施概要


お問い合わせ・お申込み

認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、怒りや感情の取り扱いに関する職場研修を随時承っております。
「怒りを抑えるのではなく、活かせるようにしたい」という企業・団体様は、ぜひお気軽にご相談ください。

【店舗情報】
認知行動療法カウンセリングセンター広島店
〒730-0853 広島県広島市中区堺町2丁目4-16 堺町Yビル402号室
アクセス:広島電鉄 小網町駅 徒歩1分、土橋駅 徒歩3分
営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)

【ご予約・お問い合わせ】
予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
LINE:https://lin.ee/26sKHRK8
Webサイト:https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/

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