2025年08月22日
- ご案内
広島で依存症へのカウンセリング

依存症は「やめたいのにやめられない」「少しのつもりが繰り返してしまう」といった特徴を持ちます。
アルコール・ギャンブル・薬物・インターネットなど、対象はさまざまですが、共通して 「欲求のコントロールが難しくなり、生活や人間関係に支障をきたす」 という性質があります。
広島でも依存症に悩む方は少なくありません。しかし、専門機関は限られており、どこに相談すれば良いのか迷う方も多いのが現状です。
当センター広島店では、認知行動療法(CBT)を軸としたカウンセリングを行い、依存症からの回復をサポートしています。さらに、動機づけ面接や家族支援のCRAFT、再発予防のリラプス・プリベンションなど、国際的に効果が認められている方法を取り入れています。
認知行動療法(CBT)による依存症支援
CBTは「考え方(認知)」と「行動」の関係を整理し、現実的で柔軟な行動選択を増やす心理療法です。
依存症においては次のような効果があります。
- 再発リスクの把握:飲酒や使用につながる状況や思考パターンを見える化
- コーピングスキルの習得:衝動を乗り切る具体的な方法(断り方、気分転換、サポート活用など)を練習
- 代替行動の強化:依存行動に代わる楽しみや満足感を得られる活動を広げる
- 感情調整:不安・孤独・退屈といった気分に振り回されず対処する力を育てる
たとえば「嫌なことがあったらお酒で紛らわす」パターンを「散歩をする」「人に話す」へ切り替える練習を重ねることで、少しずつ依存からの回復が進みます。
動機づけ面接(Motivational Interviewing)
依存症の方が抱える典型的な気持ちは「やめたいけれどやめられない」という 両価的感情 です。
動機づけ面接は、その「迷い」を否定せずに丁寧に聴き取り、本人の中にある「変化したい理由」を引き出す技法です。
- 「健康を取り戻したい」
- 「家族に迷惑をかけたくない」
- 「仕事に集中できるようになりたい」
こうした内面的な動機を自分自身の言葉で語れるようにすることで、依存行動を変える力が高まります。強制ではなく、自ら選択した行動として取り組めるようになるのが特徴です。
CRAFT(Community Reinforcement and Family Training)
依存症は本人だけでなく、家族にとっても深刻な問題です。家族が疲弊し、どう接してよいか分からなくなることも多いでしょう。
CRAFTは、家族の関わり方を工夫することで本人が治療につながりやすくするアプローチです。
具体的には:
- 家族が依存症を「病気」として理解する
- 本人を責めず、支援へつながる接し方を学ぶ
- 家族自身のストレスケアを行い、健康を守る
広島店でもご家族の相談を受け付けており、「どう支えたらいいか分からない」という思いに寄り添います。
リラプス・プリベンション(再発予防)
依存症では「やめた後」も再発のリスクがつきまといます。
リラプス・プリベンションでは、次のステップを重視します。
- 再発のきっかけ(トリガー)の整理
例:ストレス、孤独、飲み会の誘い、SNSの利用など - 対処スキルの習得
- 「断る」練習
- 呼吸法や気分転換
- 相談相手を決めておく
- 「断る」練習
- リカバリープランの準備
もし再発しても「どこに相談するか」「どう立ち直るか」を事前に考えておきます。
再発を「失敗」ではなく「学び」と捉え、次につなげる姿勢を大切にしています。
広島での依存症カウンセリングの流れ
- 初回面接(50分)
現在の生活状況、依存の経緯、困りごとを丁寧にお伺いします。 - ケースフォーミュレーション(仮説立て)
どんな状況・考え・感情が依存行動につながっているのかを整理し、オーダーメイドの支援計画を立てます。 - 実践的なスキル練習
- 衝動を乗り切る方法のロールプレイ
- 家族との関わり方の練習(CRAFT的視点)
- 再発予防プランの作成
- 衝動を乗り切る方法のロールプレイ
- 長期的なサポート
完全断絶を目標にする場合もあれば、まずは「減らす」ことを一歩目にする場合もあります。ハームリダクションの視点で、柔軟に対応します。
よくあるご相談
Q1. 「本当にやめられるのか不安です」
A1. 不安は自然な気持ちです。CBTや動機づけ面接では「完璧を目指す」よりも「小さな変化を積み重ねる」ことを大切にします。
Q2. 「家族はどう関わればいいですか?」
A2. CRAFTの考え方を活かし、本人を責めるのではなく、支援へとつながる接し方を学んでいきます。ご家族のケアも重要です。
Q3. 「医療や薬との併用はできますか?」
A3. 可能です。精神科や専門医療機関と連携し、安全に進めます。
Q4. 「もし再発したら終わりですか?」
A4. 再発は珍しくありません。リラプス・プリベンションでは「立ち直るシナリオ」を事前に準備するため、再発も学びの機会として活かせます。
広島店のご案内
- 住所:〒730-0853 広島市中区堺町2丁目4-16 堺町Yビル402号室
- アクセス:広島電鉄 小網町駅 徒歩1分、土橋駅 徒歩3分
- 営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)
- LINE:https://lin.ee/26sKHRK8
- 予約フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
- Webサイト:https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/
専門家向け研修のご案内
当センターでは、専門職向けの依存症支援研修も開催しています。
- テーマ:依存症の認知行動療法実践者養成研修
- 内容:認知行動療法に加え、動機づけ面接、CRAFT、リラプス・プリベンションを扱い、臨床現場ですぐ活かせる実践力を養います。
- 開催日:2025年10月4日(土)~5日(日)
- 会場:キャンパスプラザ京都 (京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939ー6F)
- 対象:臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士など
- 詳細・申込:https://cbt-mental.co.jp/seminar/seat/2025/07/28/taimenizonsyou/
おわりに
依存症は「意志が弱いから」ではなく、脳と心のメカニズムに関わる病気です。
しかし、正しい支援を受ければ回復は十分に可能です。
広島で依存症に悩んでいる方、あるいはご家族で困っている方は、どうぞ安心してご相談くだ
