2025年02月22日
- 認知行動療法
広島の対人恐怖症改善のためのカウンセリング

人との関わりに対して強い緊張や不安、恐怖を感じることが続くと、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。こういった症状を「対人恐怖症」と言います。特に、人前で話すことや集団の中にいる場面で強い不安を抱える場合、それが行動の幅を狭めてしまうこともあります。
本記事では、対人場面での不安を和らげるためのカウンセリングの活用法について、広島での取り組みを交えながらご紹介します。
対人場面での不安とは?
対人場面において強い緊張や不安、恐怖を抱える状態は、人によってさまざまな形で現れます。例えば、
- 人前で話すときに声や手が震える
- 目を合わせることに抵抗を感じる
- 他人の評価が気になりすぎてしまう
- 知らない人と会う場面で極端な緊張を覚える
- 人前での失敗を過度に恐れてしまう
- 会話の後に「変に思われなかったか」と振り返り、悩み続けてしまう
こうした状態が続くと、できるだけ人との関わりを避けようとし、他人がいる場所に出ることが難しくなることがあります。不安や恐怖だけでなく、恥ずかしさや自己否定感、苛立ちなどの感情も絡み合い、さらに状況を複雑にすることもあります。しかし、自分の状態を整理し、適切な方法を試していくことで、少しずつ対応していくことが可能です。
自分の状態を整理する
まず大切なのは、自分がどのような場面で対人恐怖を感じやすいのか、どのような考えが対人恐怖を強めているのかを整理することです。
例えば、「人前で話すときに特に強い不安を感じる」「初対面の人と会話するときに緊張が高まる」など、自分の特徴を把握することで、どのような対策が必要かを見極めやすくなります。
また、対人恐怖を強める考えについても振り返ることが重要です。例えば「うまく話せなかったらどうしよう」「相手に悪く思われるのではないか」といった考えを持っているとした場合、実際の行動にどのように影響しているのかを見直していきます。
具体的な対策を考える
自分の状態を整理したら、次に具体的な対策を考えていきます。例えば、
- 少人数の場面から少しずつ挑戦していく
- どのような考え方が対人恐怖を強めているのか見直す
- 緊張したときに試せる方法を取り入れる
- 人と接する際の工夫を考える
これらの方法を、専門家と一緒に考えて自分のペースで取り組むことで、少しずつ状況に適応していくことができます。
実際の場面で試してみる
考えた方法を、実際の日常生活の中で試していきます。最初は小さな挑戦から始め、少しずつ取り組むことで無理なく進められるようになります。
カウンセリングでは、試した結果を振り返りながら、どのような方法が自分に合っているのかを一緒に考えていきます。もしもうまくいかなかった場合でも、別の方法を試しながら、自分にとって最適な方法を見つけていくことができます。
最後に
対人恐怖を抱えている方は、まずは自分の状態を整理し、どのような場面で特に不安を感じるのかを明らかにすることが大切です。
その上で、自分に合った対策を少しずつ取り入れていくことで、無理なく改善に向かっていく事ができます。認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、一人ひとりの状況に合わせた方法で、対人恐怖症を改善するためのカウンセリングを行っています。
「このままでは人との関わりが難しくなってしまうのでは?」と悩んでいる方も、自分のペースで進められる方法がありますので、まずはお気軽にご相談ください。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店
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