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私たちは日々、自分の外見を意識しながら生活しています。しかし、その意識が過度になり、生活に大きな影響を及ぼす場合、それは単なる「見た目を気にすること」ではなく、深刻な悩みとなることがあります。今回は「醜形恐怖」について考えていきます。

醜形恐怖とは

醜形恐怖(Body Dysmorphic Disorder, BDD)は、「自分の外見に重大な欠陥がある」と強く思い込み、それによって日常生活に支障をきたす状態を指します。実際には他人が気にしないような特徴や、まったく存在しない欠点に強くこだわることが特徴です。

醜形恐怖のタイプと特徴

醜形恐怖には大きく2つのタイプがあり、それぞれ異なる特徴があります。

①「美しく見せたい」タイプ
このタイプの方は、自分の容姿が理想的ではないと考え、「人並み」では満足できず、より高い美しさを求める傾向があります。主な特徴として、以下のような行動が見られます。

②「欠点を隠したい」タイプ
このタイプの方は、「せめて人並みになりたい」と考え、できるだけ目立たないように行動することにエネルギーを注ぎます。主な特徴として、以下のような行動が見られます。

どのように向き合うか

醜形恐怖に悩む方が「外見への強いこだわり」を軽減し、少しずつ気持ちを楽にしていくためには、まず現在の状態を整理し、どのような要因が影響しているのかを考えることが重要です。

例えば、

こうした点を整理することで、「自分がどう感じ、どう行動しているのか」をより客観的に見ることができ、対応策を考えやすくなります。

具体的なアプローチ

醜形恐怖への対応として、以下のような方法が有効とされています。

① 考え方を見直す
「外見がすべて」と感じることが多い場合、その考えを少しずつ整理していくことが役立ちます。

こうした問いを通じて、自分の考え方を見つめ直すことができます。

② 行動の幅を広げる
例えば、

こうした取り組みを通じて、「外見に対するこだわりを少しずつ和らげる」ことが可能になります。

③ 思考を整理し、距離を取る
「自分の外見が気になる」という考えが浮かんだとき、その考えにすぐにとらわれず、一歩引いてみることも有効です。

こうした問いかけを通じて、考え方の幅を広げることができます。

おわりに

醜形恐怖に悩む方は、一人ひとり異なる背景や思いを抱えています。そのため、自分の状態を整理し、少しずつ取り組みを進めることが大切です。

外見に関する悩みが続くと、日常生活に影響を及ぼすこともありますが、焦らずに向き合うことで、少しずつ気持ちを楽にしていくことができます。

もし、外見についての悩みが強く、日常生活に大きな負担を感じる場合は、一度専門家に相談することも選択肢の一つです。認知行動療法カウンセリングセンター広島店でも醜形恐怖へのカウンセリングをご提供しております。あなたのペースで、無理のない範囲で向き合っていけることを願っています。


認知行動療法カウンセリングセンター広島店
https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/

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