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こんにちは、認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。

これまでのブログでは、初回面接から継続カウンセリングの流れについてお伝えしてきました。今回は、その最終回として、継続面接3回目、4回目、そして終結に至るまでのプロセスについてご紹介します。

継続面接3回目:実際の行動を振り返る

カウンセリングの3回目では、前回の面接で話し合った内容をもとに、実生活での取り組みがどのように進んだかを確認します。たとえば、会議前の準備に時間をかけすぎていた方が「準備時間を30分短縮してみる」と決めた場合、その結果どうなったのかを振り返ります。

岡村:「前回決めたことを試してみましたか?」

山田:「はい、準備時間を短縮してみました。でも、やっぱり不安で、途中で追加の準備をしてしまいました。」

岡村:「そうですね、新しい取り組みを始めると、最初は不安が出てくることもあります。その不安が現実とどれくらい合っていたか、一緒に振り返ってみましょう。」

このように、この段階では目標に向けてどのような変化が起きたかを整理します。「想像していたよりも問題がなかった」「思ったよりも不安にならなかった」という実感が得られることもあれば、「まだ怖くて準備時間を減らせなかった」ということもあるかもしれません。

継続面接4回目:新たな試みと変化の実感

4回目のカウンセリングでは、さらに一歩踏み込んだ取り組みを考えます。例えば、これまで「準備時間を減らす」といった行動調整を行った方が、次のステップとして「わざと小さなミスをしてみる」「あえて少し余裕を持って行動してみる」といった試みを行うこともあります。

山田:「実は、わざと数字を言い間違えてみました。そしたら上司に指摘されましたけど、特に大きな問題にはなりませんでした。」

岡村:「なるほど、それは大きな発見ですね。頭の中では『間違えたら大変なことになる』と思っていたかもしれませんが、実際にはどうでしたか?」

山田:「思ったよりも普通でした。周りの反応も、軽い指摘程度で終わったので、少し肩の力が抜けました。」

岡村:「それは素晴らしいですね。こうして実験的に試してみることで、実際のリスクと心の中の不安が違うことに気付けますね。」

終結面接(5回目):振り返りと今後の展望

カウンセリングの終結面接では、これまでの取り組みを振り返り、今後の方針を確認します。

岡村:「最初に抱えていた悩みと、今の自分を比べてみてどうですか?」

山田:「最初は、失敗することが怖くて、すごく慎重になっていました。でも、いくつかのチャレンジを通じて、失敗しても大丈夫なんだと少し思えるようになりました。」

岡村:「それは素晴らしいですね。今後、どんな場面でこの経験を活かしていけそうですか?」

山田:「例えば、プレゼンの準備時間をさらに減らしてみたり、飛び込み営業の際も、あまり事前調査に時間をかけすぎないようにしたりしたいです。」

岡村:「いいですね。今後も状況に応じて調整しながら、自分に合ったやり方を見つけていきましょう。」

終結面接では、「これからも状況に応じて調整しながら取り組んでいける」と思えることが、終結の目安となります。カウンセリングを終えた後も、必要に応じて定期的に振り返ることで、自分なりのバランスを見つけていくことができます。

まとめ

これまで数回にわたって、カウンセリングの流れについてご紹介してきました。認知行動療法は、一人ひとりの状況に応じて柔軟に進めていくものです。「こうすれば必ずうまくいく」という絶対的な方法があるわけではなく、それぞれの方に合ったやり方を一緒に見つけていくことが大切です。

もし「自分も試してみたい」「話を聞いてみたい」と思われた方がいれば、認知行動療法カウンセリングセンター広島店までお気軽にご相談ください。

今後も、認知行動療法についての情報を発信していきますので、ぜひブログをチェックしてくださいね!


認知行動療法カウンセリングセンター広島店
https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/

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