2026年04月12日
- 認知行動療法
広島でストーカー再発防止のためのカウンセリング
こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。
広島でも、対人関係のこじれや別れのあとに気持ちの整理がつかず、相手への連絡や確認行動をやめられなくなってしまうケースがあります。
最初は「気持ちを伝えたい」「誤解を解きたい」と思っていたとしても、相手から拒否されているにもかかわらず接触を続けてしまうと、重大な問題へ発展するおそれがあります。
ストーカー行為というと、見知らぬ相手に一方的に執着するイメージを持たれることもありますが、実際にはそう単純ではありません。
多くは、過去に何らかの関係があった相手との間で起きています。
この記事では、ストーカー加害につながる心理的な背景と、認知行動療法カウンセリングセンター広島店でどのような支援が考えられるのかを、できるだけ分かりやすく整理します。
ストーカー行為は「面識のある相手」に向かいやすい
ストーカー事案では、加害者と相手がまったく無関係というより、もともと接点のあったケースが多く見られます。
特に多いのは、次のような関係です。
- 元交際相手・元配偶者
- 知人・友人
- 職場関係
- 学校や生活圏で接点のあった相手
つまり、問題の中心にあるのは「知らない相手への異常な関心」というより、
終わった関係、あるいは思い通りにならない関係をどう受け止めているかという点です。
広島でも、職場・学校・地域のつながりが比較的身近に感じられる場面は少なくありません。
生活圏が重なりやすいからこそ、関係が終わったあとも相手の情報が目に入りやすく、気持ちを切り替えにくくなることがあります。
問題の中心は「相手との関係の受け止め方」にある
ストーカー加害につながる方の中には、相手の言動を次のように受け取ってしまうことがあります。
- 「はっきり拒否されたわけではない」
- 「今は怒っているだけで、本当は嫌っていない」
- 「無視されているのは試されているからだ」
- 「自分が動けば、もう一度関係を戻せる」
- 「ここで諦める方が無責任だ」
こうした受け止め方が続くと、本人の中では「連絡しない方がおかしい」「会いに行った方が誠実だ」と感じられ、行動をやめにくくなります。
しかし、実際には相手が明確に距離を取ろうとしていることも多く、
そのズレが大きくなるほど、相手の不安や恐怖は強まっていきます。
認知行動療法では、このような問題を「性格が悪い」「気持ちがおかしい」と決めつけるのではなく、
何をどう受け止め、どのような行動が繰り返されているのかを整理していきます。
罰則や注意だけでは止まりにくいことがある
ストーカー行為については、警察からの警告や法的な対応が重要です。
一方で、それだけで行動が十分に止まるとは限りません。
なぜなら、本人の中では
- 「自分は悪くない」
- 「誤解されているだけだ」
- 「気持ちを伝えたいだけだ」
- 「ここで引いたら終わってしまう」
といった考えが強く残っていることがあるからです。
そのため、再発防止を考えるうえでは、単に「やめなさい」と伝えるだけでなく、
本人がどのような考え方や感情の流れで行動しているのかを丁寧に見立てることが大切になります。
認知行動療法で整理していくポイント
認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、ストーカー加害に関するご相談に対して、次のような視点で整理を進めていきます。
1.事実と解釈を分ける
まず大切なのは、「実際に起きたこと」と「本人の受け取り方」を分けることです。
たとえば、
- 相手から返信が来ていない
- ブロックされている
- 会うことを断られている
という事実がある一方で、
- 「本当は話したがっている」
- 「嫌われたわけではない」
- 「今はタイミングが悪いだけ」
という解釈が加わることがあります。
ここが混ざると、行動を止める判断が難しくなります。
2.きっかけを明らかにする
どのようなときに連絡したくなるのか、会いに行きたくなるのかを整理します。
- 孤独感が強いとき
- お酒を飲んだあと
- SNSで相手の情報を見たあと
- 仕事や生活で落ち込んだとき
このようなきっかけが見えてくると、再発防止の工夫が立てやすくなります。
3.考え方の偏りを見直す
「拒否は本心ではない」「自分だけが相手を理解している」といった考えがないかを確認し、より現実に即した見方へ近づけていきます。
4.行動の選択肢を増やす
連絡する、待ち伏せする、確認する、といった行動以外に何ができるのかを検討します。
感情が高まったときに別の行動へ切り替える準備は、再発防止において非常に重要です。
5.再発防止の手順を具体化する
「また衝動が強くなったときにどうするか」を、あらかじめ具体的に決めておきます。
曖昧な決意ではなく、行動レベルで準備することが大切です。
本人に自覚が乏しい場合も少なくない
ストーカー加害につながる方の中には、自分の行動を深刻に捉えていない方もいます。
むしろ、「自分は誠実に向き合っているだけだ」と思っていることもあります。
そのため、最初から「あなたは間違っている」と強く迫っても、話が入らないことがあります。
認知行動療法では、責めることよりも、まずは
- 何が起きているのか
- 相手はどう受け止めている可能性があるのか
- このまま続けると何が起きるのか
を一緒に整理していくことが重要です。
本人だけでなく、家族からの相談も重要です
広島店でも、今後こうした問題については、本人だけでなくご家族からのご相談も重要になると考えています。
ご家族は、
- 本人にどう伝えればよいか分からない
- 強く言うと逆上しそうで不安
- 放っておいてよいのか判断できない
と悩まれることがあります。
このような場合、ご家族が一人で抱え込まず、
どう関わることが再発防止につながるのかを整理していくことも大切です。
カウンセリングだけで完結する問題ではない
ここで大事なのは、ストーカー加害の再発防止は、カウンセリングだけで完結するものではないという点です。
必要に応じて、
- 警察への相談
- 医療機関への相談
- 家族や周囲との連携
- 接触手段や生活環境の見直し
など、複数の対応を組み合わせる必要があります。
つまり、
行動を起こしにくくする環境づくりと、
本人の認知や行動パターンの整理の両方が必要です。
広島でこうした問題を早めに相談する意味
広島は、都市部と地域的な近さの両面があるエリアです。
生活圏や勤務先、知人関係がどこかでつながりやすく、関係がこじれたあとも相手の情報が入りやすいことがあります。
そのため、
- 「偶然見かけた」
- 「気になって確認してしまった」
- 「共通の知人を通して情報が入ってきた」
といったことが、行動のきっかけになる場合もあります。
だからこそ、問題が大きくなる前の段階で、
考え方や行動のパターンを整理しておくことには大きな意味があります。
このような方は早めの相談をご検討ください
- 相手に連絡してはいけないと分かっていてもやめられない
- 拒否されたことを受け止めきれない
- 何度も相手のSNSや行動を確認してしまう
- 自分では問題ないと思うが、周囲から心配されている
- 家族として、本人への関わり方に悩んでいる
早い段階であればあるほど、整理できることは増えます。
Q&A
Q1.本人が「自分は悪くない」と思っていても相談できますか?
はい、可能です。
最初から価値観を変えようとするのではなく、何が起きているのかを整理するところから始めます。
Q2.家族だけで相談することはできますか?
はい、ご家族のみのご相談も可能です。
本人への伝え方や、関わり方の整理を一緒に考えていきます。
Q3.警察や他機関に相談した方がよい場合もありますか?
あります。
状況によっては、カウンセリングだけで抱えず、警察や医療機関など他機関と併せて対応を考えることが重要です。
まとめ
ストーカー加害の背景には、単なる執着だけではなく、
- 関係の終わりの受け止め方
- 拒否への弱さ
- 一方的な解釈の積み重ね
- 衝動的な行動の繰り返し
といった要素が重なっていることがあります。
そのため、再発防止のためには、
罰則や注意だけでなく、認知と行動の両面を整理する支援が必要です。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、
こうした問題についても、状況を丁寧に整理しながらご相談をお受けしています。
ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。
広島でストーカー加害に関する相談先を探している方は、早めにご相談ください。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店
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