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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。
私たちは、広島市中区に拠点を構え、地域の皆さまが安心して心の悩みを相談できる場として、認知行動療法(CBT)に専門特化したカウンセリングを行っています。

今回のテーマは 「失恋」「復縁への気持ち」
大切な人との別れは、誰にとっても大きな心の痛みを伴います。
「頭では分かっているのに、心がついていかない」
「復縁したい気持ちを抑えられず、苦しくなる」
「気づけば相手のことばかり考えてしまう」
そんな状態で日常生活に影響が出てしまう方も少なくありません。

この記事では、失恋による心の影響や復縁への葛藤に対して、どのように気持ちを整理し向き合っていけるかについて、認知行動療法の視点からご紹介します。


失恋が心に与える影響

失恋は、心にさまざまな変化を引き起こします。

特に復縁を望む気持ちが強いと、頭の中が相手のことでいっぱいになり、自分自身の生活や仕事・学業に集中できなくなることもあります。

このような状態が長く続くと、気分の落ち込みや身体の不調にもつながりやすく、早めにケアをすることが大切です。


「復縁したい気持ち」との向き合い方

失恋の直後に「復縁したい」という気持ちが湧くのは自然なことです。
ただし、その気持ちに振り回されてしまうと、心の回復が遅れてしまうこともあります。

たとえば…

こうした行動は一時的に安心感を与えますが、長期的には自分を追い詰めてしまうことが多いのです。

一方で、気持ちを整理し、生活を取り戻していくプロセスを大切にすることで、結果的に自分らしく前に進めるようになります。


認知行動療法(CBT)のアプローチ

当センターでは、失恋や復縁への葛藤に対して、認知行動療法の技法を用いたカウンセリングを行っています。

0. 現状の把握

まずは「今、自分がどんな状態にあるのか」を丁寧に確認します。

これらを整理し、どこに負担が強くかかっているのかを一緒に確認していきます。現状を把握することで、「何から取り組むと効果的か」が明確になります。

1. 思考の整理

「私は愛される価値がない」
「もう幸せになれない」
といった極端な思考が浮かぶことがあります。
こうした思考を紙に書き出し、現実的で柔軟な捉え方へと整理していきます。

2. 感情の理解と扱い方

「悲しい」「怒り」「寂しい」など、複雑に揺れる感情を一緒に整理します。
感情を無理に押さえ込むのではなく、安全な場で表現し、徐々に落ち着きを取り戻せるようサポートします。

3. 行動の再構築

失恋によって生活リズムが乱れることは珍しくありません。
「小さな行動を一つずつ増やす」ことから始め、散歩や食事、趣味の時間など、自分の生活を再び取り戻せるように支援します。

4. 未来志向の目標づくり

復縁の可能性を考えながらも、同時に「自分自身のこれから」にも焦点を当てます。
キャリアや学び、人間関係の広がりなど、自分を成長させる方向性を見出すことで、前向きなエネルギーを取り戻すことができます。


広島でのご相談について

認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、失恋や復縁に関する悩みを抱える方のサポートを行っています。

オンラインでのご相談にも対応していますので、広島以外にお住まいの方も安心してご利用いただけます。


Q&A

Q1. 失恋直後で気持ちが整理できていません。それでも相談できますか?

A. はい、大丈夫です。失恋は大きなストレス体験です。気持ちを言葉にすること自体が、整理の第一歩になります。

Q2. 復縁したい気持ちが強いのですが、そのまま話してもいいですか?

A. もちろんです。復縁を望む気持ちを否定するのではなく、その気持ちをどう扱うかを一緒に考えます。

Q3. 認知行動療法は恋愛の悩みにも効果がありますか?

A. はい。認知行動療法は「考え方」「感情」「行動」のつながりを整理する方法であり、失恋や復縁の葛藤といったテーマにも活用できます。


まとめ

失恋は誰にとってもつらい出来事です。
しかし、認知行動療法を通じて思考や感情を整理し、行動を取り戻すことで、少しずつ前を向けるようになります。

「復縁したい気持ちで苦しい」
「自分に自信を失ってしまった」
そんなときは、一人で抱え込まずにご相談ください。
広島で、あなたの心の回復をお手伝いします。

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