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はじめに

赤ちゃんが生まれて嬉しいはずなのに、涙が止まらない。
ささいなことでイライラして自己嫌悪になる。
夜中に何度も起きて、心も体も限界に感じる…。

産後は心と体の大きな変化を経験する時期です。
ここ広島でも、多くのママやご家族が産後うつに悩み、誰にも相談できずに苦しんでおられるケースが少なくありません。

認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、医療機関と連携しながら、心理カウンセリングによるサポートを行っています。
本記事では、産後うつへのカウンセリング支援の内容を、わかりやすく解説します。


産後うつとは?どんな症状があるのか

産後うつは、出産後の数週間〜数ヶ月の間に以下のような症状が出現することがあります。

こうした状態は、ホルモンの変動、育児の負担、睡眠不足、孤独感、家族環境など様々な要因が複雑に絡み合って生じるとされています。


広島での産後うつの相談先とカウンセリングの役割

まずは医療機関の受診が基本となります。
診断や薬物療法が必要な場合は医師の判断のもと行われます。
一方で、生活の中の困りごとや心の整理、育児の負担感などの「気持ちの支え」が必要な方に、カウンセリングは役割を発揮します

当センター広島店では、主治医と連携しながらカウンセリングを進めています。


認知行動療法カウンセリングで行う具体的支援内容

① 行動活性化:少しの行動が気持ちを変える

産後は「やらなければならないこと」に追われ、自分の楽しみや休息が極端に減ることがあります。
行動活性化では、小さな「自分のための時間」を意識的に作る練習を行います。

行動を増やすことで、少しずつ気分の改善を図ります。


② 認知再構成:自分を責める考え方を整理する

産後うつの方には「母親なのに…」「ダメな親だ…」といった自己否定の思考が生じやすくなります。

認知再構成では、

などを整理し、現実に即した柔軟な考え方を一緒に見つけていきます。


③ 感情コントロールスキル

涙・不安・怒りなどの感情に振り回されすぎないために、以下のようなスキルを使うこともあります。

育児の現場で実践しやすい工夫を重視しています。


④ 夫婦・家族のコミュニケーション支援

産後は夫婦関係・家族関係の悩みも増えやすい時期です。
カウンセリングでは、言葉のかけ方・育児の役割分担の話し合い・相互理解の促進などの支援も行います。


⑤ 再発予防と長期的な支援

産後うつは一度良くなっても再発するリスクもあります。
カウンセリングでは、回復後も再発防止の工夫や心身のセルフチェック法を整えていきます。


よくあるご相談内容

広島店に実際に寄せられる産後のお悩み例:


Q&Aコーナー

Q1. 産後うつでカウンセリングを受けるのは初めてですが大丈夫ですか?

A. もちろん大丈夫です。初めての方でも安心して進められるよう丁寧に説明しながら支援します。

Q2. カウンセリングは病院とどう違うのですか?

A. 医療機関は診断や薬物療法を行います。カウンセリングは**「日々の気持ちの整理・考え方や行動の工夫」**を支援します。医師の治療と併用される方が多いです。

Q3. 家族も相談に同席できますか?

A. ご家族の協力が重要になるケースも多いため、必要に応じてご家族同席のカウンセリングも可能です。


認知行動療法カウンセリングセンター広島店のご案内

当センター広島店では、臨床経験を持つ心理士が医療機関と連携しながら、産後うつを含む様々な心の悩みに対応しています。


参考文献


おわりに

産後の心の不調は誰にでも起こりうる自然な反応です。
一人で抱え込まず、必要な支援を受けることは育児に向き合う大切な準備です。
広島で産後うつや育児の悩みを抱える方は、ぜひ一度ご相談ください。

📌 お問い合わせ・無料相談はこちら

認知行動療法カウンセリングセンター広島店

https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/

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