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裁判・調停に臨むあなたへ ―「精神的につらい」と感じていませんか?

広島市内で離婚調停や民事訴訟、刑事事件などに関わっている方から、当カウンセリングセンターには以下のようなご相談が届きます。

裁判や調停は、事実や権利の争いだけではなく、心の消耗戦でもあります。
先が見えず、自分の主張が正しく伝わるかどうかも分からない中で、ただ待ち、戦い続ける。
この過程で、メンタルに不調をきたす方は少なくありません。

この記事では、広島市内で裁判・調停中の方に向けて、認知行動療法(CBT)を基盤としたカウンセリング支援をご紹介します。


裁判・調停が心に与える5つのストレス

1.「終わりが見えない」ことの疲労

訴訟や調停は長期に及ぶことが多く、数ヶ月から年単位に及ぶこともあります。
その間ずっと、“状態が宙ぶらりん”のまま生活することになり、安心感を得にくくなります。

2.相手からの主張や攻撃にさらされる苦しさ

書面での主張、調停でのやりとり、証人の言葉など――
自分が批判されるような場面が続くと、「自分が否定された」という気持ちに押しつぶされそうになることがあります。

3.誰にも相談できない孤独感

「裁判中で…」と身近な人に言えない。
弁護士には法律のことしか聞けない。
こうして**「話す場所がない」状態**に追い込まれることも、精神的な孤立を深めます。

4.過去の出来事が何度も蘇る

証言や証拠の提出のために、何度も過去の辛い出来事を振り返らなければならないことも、心の再傷つきを引き起こします。

5.日常生活への影響

裁判や調停は、メンタルだけでなく仕事や家庭生活にも支障を及ぼすことがあります。
「考えすぎて食欲がない」「朝から涙が止まらない」など、身体面にも影響が出てきます。


裁判や調停中の方向けカウンセリングでできること

当センターでは、こうした状況にある方々に対し、認知行動療法を中心とした心理支援を行っています。

● 認知行動療法とは?

「自分の捉え方(認知)」と「行動」の関係性に注目し、心のつらさを軽減する心理療法です。
現在の困りごとに具体的に働きかけるスタイルのため、裁判・調停という緊張が長く続く状況においても活用しやすい方法です。


カウンセリングで実際に取り組むこと(例)

① 頭の中を整理するワーク

これにより、頭の中の“グルグル思考”から一歩離れ、冷静に物事を見られるようになります。


② 否定的な思考を現実的に見直す

たとえば以下のような思考は、ストレスの引き金になります。

こうした考えに対して、現実的な見方や柔らかい表現を一緒に考え、感情の揺れを穏やかにする方法を身につけていきます。


③ 不安に付き合う技術を習得する

不安を「消す」のではなく、「抱えたままでも前を向く」ための技術も学びます。

これらは、長期戦となる裁判・調停の中で非常に役立つものです。


よくあるご質問(Q&A)

Q1. 裁判の内容を話しても大丈夫ですか?

A. はい、守秘義務を徹底しております。裁判や調停の内容についても安心してご相談いただけます。


Q2. 弁護士に相談しているので、心理カウンセリングは必要ないでしょうか?

A. 弁護士は法的な代理人、カウンセラーは心のケアの専門家です。
それぞれ役割が異なります。法的対応と並行して、心の健康を守るためのケアを受けることは、むしろ推奨されます。


Q3. どのくらいの頻度で通うとよいですか?

A. 一般的には週1回〜隔週1回が多いですが、ご希望や体調に応じて調整可能です。


Q4. オンラインでの相談は可能ですか?

A. はい、全国どこからでもオンラインカウンセリングをご利用いただけます。顔出しの有無もお選びいただけます。


認知行動療法カウンセリングセンター広島店について

▼ お問い合わせはこちら
✅ LINEで相談 → https://lin.ee/26sKHRK8
✅ ご予約フォーム → Googleフォームリンク


最後に

裁判や調停は、正しいことを主張しているつもりでも、心が折れそうになるほどの負担がかかります。
だからこそ、**「戦い続ける自分を守る」**という視点も大切です。

あなたが崩れずに、生活と心のバランスを保ちながら、人生を前に進めるためのサポートを、私たち広島店では丁寧に行っています。
どんな些細なことでも構いません。ひとりで抱え込まず、まずは一度ご相談ください。

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