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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。

「突然、強い動悸や息苦しさに襲われる」
「電車やバスに乗るのが怖くなった」
「また発作が起こるのでは…と不安で外出できない」

こうした体験が繰り返され、日常生活に支障が出てしまう――これはパニック症(パニック障害)の代表的な特徴です。日本でも人口の約1.5〜2%が一生に一度は発症するといわれ、決して珍しいものではありません。

本記事では、広島で受けられるパニック症へのカウンセリング、特に**認知行動療法(CBT)の視点から、改善の流れや支援の具体的な方法について詳しくお伝えします。


パニック症とは

パニック症は、突然の強い恐怖や不安が押し寄せ、動悸・息切れ・めまい・発汗・震え・窒息感などの身体症状が現れる「パニック発作」を繰り返す心の病気です。

発作自体は数分から数十分でおさまることが多いものの、体験の恐怖は強烈で、

が積み重なり、社会生活や人間関係に大きな制約をもたらします。


認知行動療法(CBT)とは

パニック症への科学的に有効なアプローチの一つが認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy:CBT)です。

CBTは「認知(考え方)」と「行動」の相互作用に注目し、悪循環を整理して新しいパターンをつくることを目的とします。

例:悪循環の一例

CBTでは、この悪循環を整理し、少しずつ行動範囲を取り戻していきます。


CBTの進め方(広島店での実際の流れ)

① 自分のパターンを分析する

まず、自分がどのような状況において予期不安を感じ対処しているのかを整理します。人によってパニック発作は異なり、苦手とする場所やそれに付随する考えや対処が異なってきますので自分自身のパニック症のパターンを整理していきます。

② 認知を検討する

パニック発作が生じると対処しようがない、大変なことになる、発作は危険なものだなどさまざまな認知が不安や恐怖心をひきだしそういった危険な場所に行くことを回避するよう促してきます。まずはパニック症の状態を維持する認知を明らかにしてさまざまな角度から認知を検証します。

③ 発作や不安と向き合う練習

パニック発作に意識を向けすぎてしまうと過敏になりできないことが増えてしまいます。パニック発作を主とする身体反応や苦手とする場所に自身のペースで接近し身体反応や不安や恐怖などの感情と少しずつ向き合っていきます。例えば息苦しさに過敏な場合にはストロー呼吸などを通して息苦しさを感じてもらい、その不快な感覚と少しずつ向き合っていきます。そうすることで少しずつではありますが危険で圧倒されていた感覚が静まり落ち着いて対処できるようになります。


広島で受けられるカウンセリング

当センター広島店では、公認心理師・臨床心理士が、対面・オンラインの両方でパニック症に対応したCBTカウンセリングを行っています。

を大切にしています。

不安や恐怖に圧倒される毎日から抜け出し、自分らしい生活を取り戻すために、ぜひご相談ください。


よくある質問(Q&A)

Q1. 薬を飲んでいますが、カウンセリングも受けられますか?

A1. はい。主治医の同意があれば服薬中でもカウンセリングは可能です。医療と心理支援を組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。

Q2. カウンセリングはどのくらいの期間で効果が出ますか?

A2. 個人差はありますが、数か月の継続で「外出できるようになった」「発作を恐れすぎなくなった」などの変化を感じられる方が多いです。

Q3. オンラインでの相談も効果がありますか?

A3. はい。当センターではオンラインでもCBTを実施しており、通院が難しい方や遠方の方にも好評です。


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まとめ

パニック症は「心が弱いから起こる」のではありません。脳と体の働き、そして「考え方と行動の悪循環」が関わるれっきとした心の病気です。

広島でパニック症にお悩みの方は、ぜひ認知行動療法カウンセリングセンター広島店にご相談ください。

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