2025年11月20日
- 認知行動療法
広島で大人のADHDに悩んだときの認知行動療法カウンセリング
■はじめに
広島市で「大人のADHD」や「ADHD特性による日常の困りごと」について相談先を探す方に向けて、
認知行動療法カウンセリングセンター広島店で行っている認知行動療法(CBT)を使った支援についてまとめました。
成人期ADHDは、子どもの頃に気づかれずそのまま大人になってから生活や仕事で困りごととして表面化するケースもあります。
本記事では、一般的に相談されやすいテーマとカウンセリングで扱う内容を紹介します。
■大人のADHDとは
大人のADHD(注意欠如・多動症)は、
- 注意の持続が難しい
- 気が散りやすい
- 物をよく失くす
- スケジュール管理が苦手
- 衝動的に行動してしまう
などの特徴がみられる状態です。
特性には個人差があり、環境・仕事の内容・人間関係によって困りごとの現れ方が変わることもあります。
■大人のADHDで相談されるテーマ例
実際にカウンセリングでは、以下のようなテーマを扱うことが多いです。
●仕事の抜け漏れや段取りの難しさ
- タスクが多くなると混乱する
- ミスが続き、自信をなくしてしまう
- 締切の管理が難しい
●人間関係やコミュニケーション
- 感情の切り替えが苦手
- 相手の反応を過度に気にしてしまう
- 思ったことをすぐ言ってしまい、後悔する
●生活全般の困りごと
- 片付けや整理整頓が続かない
- 睡眠リズムが安定しない
- 予定を立てても崩れやすい
特性そのものではなく、
「どの場面で、どんな困りごとが起きているか」 を一緒に整理し、実際の生活で扱いやすい形に細かくしていきます。
■大人のADHDと認知行動療法(CBT)
認知行動療法では、ADHDの特性を“変える”というより、
- 自分のパターンに気づく
- 特性に合わせたやり方を見つける
- 再現性のある工夫を積み重ねる
という「扱い方」を一緒に考えていきます。
●カウンセリングで行うことの例
- 生活の優先順位の整理
- タスクの切り分け
- 感情の扱い方の練習
- 不注意が起きやすい場面のパターン理解
- ミスが続いたときの落ち込みへのサポート
- 「やらなきゃ」より「やれる形」に変換する練習
薬物療法と併用していく方もいれば、
環境調整や行動の工夫が中心になる方もいます。
■広島店で対応している相談の範囲
広島店では、以下のような方が利用されています。
- 医療機関でADHDと診断された方
- 診断は受けていないが、特性による困りごとを整理したい方
- 仕事のミスや対人関係で困っており、対処を身につけたい方
- 家族との関係を改善したい方
医療機関での治療とは異なり、
日々の生活の中で起きていることを一緒に整理しながら、
再現性のある行動パターンを作ること を目的としています。
■Q&A(よくある質問)
Q1. 診断がなくても利用できますか?
はい。診断の有無にかかわらず、特性や困りごとに合わせてお話を伺うことが可能です。
Q2. オンラインでも受けられますか?
可能です。広島市外や中国地方にお住まいの方もオンラインで利用されています。
Q3. 家族として相談してもよいですか?
はい。ご本人が抵抗を感じている場合、ご家族から関わり方を相談されることもあります。
■まとめ
大人のADHDは、環境や状況の変化によって困りごとが目立つことがあります。
広島で落ち着いて相談できる場所を探している方に向けて、
当センター広島店では認知行動療法の視点を用いた実践的なサポートを行っています。
特性を否定するのではなく、
「どのように扱えば生活がしやすくなるか」を一緒に考えたい方は、
カウンセリングをご検討ください。
【所在地】
〒730-0853
広島市中区堺町2丁目4-16 堺町Yビル402号室
(広島電鉄 小網町駅 徒歩1分/土橋駅 徒歩3分)
【営業時間】
10:00〜20:00(完全予約制)
【WEBサイト】
https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/
【LINE(相談・ご予約)】
https://lin.ee/26sKHRK8
【お申込フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform