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〜職場復帰・心の整理に役立つ認知行動療法とは〜

仕事のストレスや心身の不調により、やむを得ず「休職」を選択される方は年々増えています。
特にうつ病や適応障害、強い不安などによって、休職に踏み切ることは、簡単な決断ではなかったことでしょう。
休職中の方の中には、「このまま復職できるのだろうか」「周囲の目が気になる」「いつまで休んでいていいのか分からない」など、様々な葛藤を抱えていらっしゃいます。

本記事では、広島市中区にある認知行動療法カウンセリングセンター広島店にて行っている「休職中の方向けカウンセリング」について詳しくご紹介します。
併せて、よくあるご質問にもお答えしますので、「まずは話を聞いてみたい」という方もぜひ参考になさってください。


1. 休職中の不安は「自然なこと」

休職中は、一見「ゆっくり休める期間」と思われがちですが、実際にはさまざまな不安や罪悪感、焦りを感じている方が多いものです。

こうした気持ちは、決して“弱さ”ではなく、環境や思考パターンの影響を受けた自然な反応です。

当センターでは、まず「今の自分の状態をそのまま受け止める」ことから始めます。そして、「不安や葛藤がどこから来ているのか」を一緒に整理しながら、少しずつ先の見通しを立てていきます。


2. 認知行動療法(CBT)とは?

当センターでは、「認知行動療法(CBT)」に基づいたカウンセリングを行っています。

認知行動療法とは、考え方(認知)と行動のクセを見直し、気持ちの軽さや行動のしやすさを取り戻す心理療法です。
休職中の方には特に次のような場面で役立ちます。

▶ よくある支援内容の例


3. カウンセリングの進め方(例)

カウンセリングは完全予約制で、1回50分の個別対応です。対話を中心に、以下のようなステップで進めていきます。

ステップ内容
第1回現在の状態やお困りごとの整理(休職に至る背景なども含めて)
第2回〜不安や葛藤の構造を可視化し、どこにアプローチすべきかを共有
中盤以降考え方や行動パターンへの具体的な練習
後半復職への準備や、環境・支援制度との調整なども視野に

※状況に応じてご相談内容は変わります。


4. よくあるお悩みとご相談内容

当センターには、以下のようなテーマでご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。

こうした状況に対して、否定や励ましではなく、「一緒に今の状態を整理して、次の一歩を決めていく」ことがカウンセリングの役割です。


5. オンライン対応も可能です

広島市近郊にお住まいの方は来室カウンセリングも可能ですが、外出が難しい方や遠方にお住まいの方には、オンライン(Zoom)によるカウンセリングも行っております。

プライバシーに配慮した設計で、安心してご利用いただけます。


6. カウンセラーについて

当センターでは、臨床心理士・公認心理師などの有資格者が担当いたします。
また、うつ病や適応障害、発達特性に関する理解も深く、復職支援の経験を多数有しております。

「話すのが苦手」「何から話せばいいか分からない」という方にも、無理に話すことは求めず、ペースに合わせて丁寧に進めていきます。


よくあるご質問(Q&A)

Q. 休職してから数ヶ月経っていますが、まだ不安が強くて動けません。受けて大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。むしろ、「動けない時期」にこそ、心の整理を進めていくことで、再スタートの力になります。


Q. 復職するか退職するか決められていません。そういう相談もできますか?

はい、できます。どちらが良いかを一緒に整理していくことも、カウンセリングの重要な目的の一つです。


Q. 会社にはまだ休職していることを伝えていません。カウンセリングを受けるのは問題ありませんか?

カウンセリングのご利用に、会社の許可は不要です。個人の判断でお申し込みいただけます。


Q. 周囲に知られたくないのですが、匿名での相談や記録の扱いはどうなっていますか?

プライバシー保護を徹底しており、相談内容が第三者に知られることは一切ありません。記録も厳重に管理しております。


ご予約方法・アクセス

認知行動療法カウンセリングセンター広島店


最後に:ひとりで抱え込まず、まずはご相談ください

「何かしなきゃ」と思うけれど、「何から始めていいか分からない」。
休職中の方の多くが、この状態で立ち止まっています。
でも、立ち止まっている今も、“回復のための大切な時間”です。

私たちはその時間を、一緒に歩む伴走者でありたいと願っています。

どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
あなたのタイミングで、ご相談をお待ちしています。

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