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こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。

「つい、また嘘をついてしまった……」
「話を盛ってしまい、あとで苦しくなる」
「本当はやめたいのに、なぜか止められない」

こうした“虚言”や“嘘”に関するお悩みは、周囲から理解されにくく、自分を責めてしまいやすいものです。
ですが、嘘をついてしまう背景には、気持ちや習慣のパターンが隠れていることも多く、心理的な支援の対象になります。

本記事では、広島市内で専門的な支援を提供する当センターが、「嘘をついてしまう悩み」への認知行動療法(CBT)によるカウンセリングをご紹介します。


嘘をついてしまうのは「性格の問題」ではありません

「どうして嘘なんかつくの?」と問われた経験がある方もいるかもしれません。
けれど、認知行動療法の視点では、嘘という行動には必ず“理由”や“機能”があると考えます。

よくある背景の一例:

嘘は、意図的な操作ではなく、「身を守るための手段」として身につけてしまった行動であることが少なくありません。


認知行動療法(CBT)で行うカウンセリングの進め方

当センターでは、嘘を「我慢してやめる」のではなく、背景にある思考や行動パターンを見つめなおすところからサポートします。

① 嘘をついた場面の整理

まずは、直近で嘘をついてしまった具体的な状況を一緒に振り返ります。

例)

このように、ただの「嘘」というよりも、「自分を守る工夫」だったことが見えてくることもあります。

② 背景にある思考(自動思考)を確認

「バレたら終わりだ」
「本音を言えば見捨てられる」
こうした“考えぐせ”が、無意識に嘘を引き出しているケースもあります。

カウンセリングでは、それらの思考が現実的かどうか、別の見方がないかを一緒に検討していきます。

③ 正直な行動への小さなステップづくり

いきなり「すべて本当のことを言う」のはハードルが高すぎるため、リスクの少ない場面から少しずつ挑戦を重ねていきます。

失敗してもやり直せること、伝え方を工夫できることを実感していくことで、「正直でいる力」が育っていきます。

④ 「自分を許す力」も育てていきます

「嘘をついてしまう自分が許せない」という方も多くいらっしゃいます。
カウンセリングでは、“行動”を問題視しつつも、“自分自身”を責めすぎないあり方も大切にしています。

「失敗してもいい」「ありのままでいい」という感覚を少しずつ取り戻していくことで、「嘘をつかなくても人と関われる」感覚が広がっていきます。


虚言癖の相談は恥ずかしくありません

虚言や嘘をテーマにカウンセリングを受けることは、決して恥ずかしいことではありません。
「もう嘘で人間関係を壊したくない」
「嘘をやめて、もっと自然に生きたい」

そう思ったときが、支援のスタートラインです。


よくあるご質問(Q&A)

Q1:虚言癖は治せますか?
A:正直に話すための練習と、嘘の背景にある不安や思考パターンを整理することで、徐々に嘘に頼らなくてよくなる方が多いです。

Q2:今までの嘘をどうしたらよいか悩んでいます。
A:過去の対応についても、関係修復の方法や、伝え方などを一緒に検討できます。「今後、どう関係を築いていくか」が重要です。

Q3:家族が虚言癖で悩んでいるのですが、本人が来たがりません。
A:ご本人が来られない場合でも、ご家族が相談いただくことで関わり方の工夫などをサポートできます。


カウンセリングのご案内(広島店)

■ご予約フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

■LINEでのお問い合わせ:
https://lin.ee/26sKHRK8

■Webサイト(広島店):
https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/


「嘘をつかなくても大丈夫だと思えるようになりたい」
そのお気持ちに、私たちは丁寧に寄り添い、現実的な一歩をサポートします。
どんなことでも、お気軽にご相談ください。

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