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こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。

経営者という立場には、「誰にも相談できない決断」や「どう選んでも後悔が残る選択」がつきものです。

こうした、自分だけが責任を負い、誰にも理解されにくい“ハードシングス”に直面する中で、心がすり減っていく方も少なくありません。

本記事では、そんな経営者の方に向けて、認知行動療法(CBT)を用いた心理カウンセリングがどのような支えになるかをご紹介します。


経営者が抱える“ハードシングス”とは?

「ハードシングス(Hard Things)」とは、どちらを選んでも傷が残るような難しい決断を意味します。
広島で経営されている方からも、以下のようなご相談をいただくことがあります。

これらは正解のない選択であり、感情的なダメージも大きいものです。


認知行動療法(CBT)は経営者の苦悩にどう役立つのか?

認知行動療法(CBT)は、「状況」「思考」「感情」「行動」の関係性に注目し、問題の整理と対処力の回復をサポートする心理療法です。

1. 「感情」と「状況」を切り分けて整理する

たとえば、「社員を辞めさせる決断をした → だから私は非情な人間だ」と考えてしまうと、強い自己否定につながります。
CBTでは、「決断した事実」と「そこに伴う思考・感情」を分けて見つめ直し、自責や後悔のループから抜け出すサポートを行います。


2. 「選べなさ」の根底にある価値観を明らかにする

ハードシングスの背景には、複数の大切な価値観の衝突があります。

CBTでは、あなた自身が何を大切にしているのかを明文化し、納得できる判断の軸を一緒に育てていきます。


3. 「決断の孤独」をひとりで抱えない支援

私たちのカウンセリングでは、判断を代わりにすることはしません。
けれど、あなたがどのような選択をしても、自分自身を否定せず、前を向けるように、心理的な整理と支援を行います。


実際のカウンセリングではどのようなことをしますか?

ステップ① 状況と感情の整理

認知行動療法の「コラム法」などを活用し、状況・思考・感情を視覚的に整理していきます。

ステップ② 自動思考(思い込み)を見つけて検討

「こんな決断をしたら人として失格だ」といった強い思い込みに対して、別の見方を一緒に検討します。

ステップ③ 行動の再構築と価値に基づいた選択

自分の価値観を反映した選択ができるよう支援し、必要に応じてアサーション(主張)トレーニングやマインドフルネスも取り入れます。


よくあるご質問(Q&A)

Q1:経営のことを心理士に相談しても大丈夫ですか?

はい、問題ありません。私たちは経営の「戦略」ではなく、「決断に伴う感情や心理負荷」についてご一緒に整理していきます。

Q2:判断が固まっていない状態でも相談できますか?

もちろんです。考えがまとまっていなくても大丈夫です。むしろ、「どう考えたらいいか分からない状態」こそカウンセリングの出番です。

Q3:広島以外に相談できる場所はありますか?

オンラインカウンセリングも対応しており、全国どこからでもご利用いただけます。


最後に:孤独な意思決定に、“心理的な味方”を

経営者の方は、しばしば「弱音を吐けない」「相談できる相手がいない」といった状況に置かれます。

けれど、誰かと一緒に心の整理をすることで、自分の選択に納得を持てるようになることもあります

正解のない状況でも、自分らしい選択ができるように。
私たちは、そのための支えとして、そっと隣に立ち続けます。


ご予約・ご相談はこちら

認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、経営者の方にも安心してご相談いただける環境を整えております。ご興味のある方は下記よりお申し込みください。

📍 認知行動療法カウンセリングセンター広島店
https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/

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