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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。

家族の中で生まれる悩みとその背景

家族はもっとも身近で、安心できる存在であるはずです。しかし同時に、最も多くの摩擦や誤解が生じやすい場でもあります。

こうした問題は「どこの家庭でも起こり得ること」です。ですが、それぞれの背景や要因は異なり、単純に「誰か一人が悪い」と決めつけられるものではありません。

家族カウンセリングでは、こうした複雑な状況を整理し、家族がより安心して過ごせる方法を一緒に考えていきます。


家族カウンセリングとは

家族カウンセリングは、個人ではなく「家族全体」を対象とした支援です。

個人カウンセリングが「一人の心の整理」を重視するのに対し、家族カウンセリングでは「関係性の改善」を大切にします。つまり、問題を抱える人を特定するのではなく、家族の中で繰り返されるやりとりのパターンに注目し、どこを調整すればより良い関係が築けるかを一緒に考えていきます。


認知行動療法(CBT)の視点を取り入れる意味

当センターでは、認知行動療法(CBT)の考え方をベースに家族カウンセリングを行っています。

CBTは「考え方(認知)」「感情」「行動」が相互に影響し合うという枠組みに基づいた心理療法です。

たとえば夫婦の会話が減っているとき、
「相手が冷たいのでは」と考える → 不安になる → 話しかけづらくなる
という悪循環が生まれることがあります。

このパターンを整理し、「どこに働きかけると変化が起きるか」を一緒に考えていくのがCBT的な家族支援の特徴です。


家族カウンセリングの進め方

1. 現状の把握

まずは「今、家庭の中でどんなことが起きているのか」を事実ベースで整理します。

これを丁寧に言葉にするだけでも、見えていなかった問題の全体像が浮かび上がることがあります。

2. 理解と共有

次に、その状況を「考え方」「感情」「行動」のつながりの中で捉え直します。
「夫婦の会話が減る」→「相手の気持ちがわからない」→「自分も黙ってしまう」
といった悪循環を見える化すると、対立ではなく「関係性のパターン」として受け止めやすくなります。

3. 方法の検討

整理された情報をもとに、どの部分にアプローチすると改善しやすいかを考えます。

家庭ごとに事情は異なるため、方法は一律ではなく、その家族に合った形を一緒に検討します。

4. 実践のヒント

ここでようやく具体的な取り組みを始めます。以下はあくまで「一例」であり、必ずしもすべての家庭に当てはまるものではありません。


広島という地域での家族支援の意義

広島は、都市部の利便性と地域的なつながりの両方を持ち合わせた土地です。そのため、

といった多様な事情が存在します。

当センターでは、地域特性を理解した上で、広島のご家庭が安心して相談できる場を提供しています。


ご利用案内

認知行動療法カウンセリングセンター広島店


Q&A

Q1. 家族全員で来ないといけませんか?
A1. 必ずしも全員が揃う必要はありません。最初は一人から始め、必要に応じてご家族に参加をお願いする形も可能です。

Q2. どのくらいで効果を感じられますか?
A3. 平均的には6回前後で変化を実感される方が多いですが、家庭ごとに異なります。無理なく進めることを大切にしています。

Q3. オンラインでも利用できますか?
A4. はい。広島店ではオンラインにも対応しており、遠方のご家族が一緒に参加することも可能です。


まとめ

家族は支え合う場である一方、悩みやすれ違いが生じやすい場所でもあります。認知行動療法を取り入れた家族カウンセリングは、状況を整理し、それぞれの家庭に合った形で改善を目指すサポートです。

広島で家族の関係に悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。小さな一歩が、家族全体の大きな変化につながります。

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