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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。

学校生活は本来、子どもが安心して学び、友達と過ごす大切な時間であるはずです。けれども現実には、いじめによって「学校に行くのがつらい」「スクールカウンセラーにも話せない」と感じる方が少なくありません。

私たちは、そのような方が安心して気持ちを整理し、学校や周囲との橋渡しができるよう支援しています。本記事では、広島でいじめに悩む方に向けて、認知行動療法(CBT)の視点を取り入れたカウンセリングについてご紹介します。


いじめとは何か

いじめとは、心理的または身体的な影響を与え、相手が心身の苦痛を感じている状態を指します。重要なのは、学校内に限らず、登下校中やインターネット上などでも起こり得るという点です。

また「いじめ」という言葉には幅があり、からかい、仲間外れ、無視、暴力、SNSでの書き込みなど、さまざまな形を含みます。そのため、教師・保護者・子ども本人の間で「いじめかどうか」の認識がずれやすく、解決が遅れることもあります。


学校に行けない・相談できないときの現実

いじめに直面すると、「先生やカウンセラーに話すと余計にひどくなるのでは」という恐怖を抱く子どももいます。結果として、

といった状態に陥ることがあります。

こうした孤立感をそのままにしておくと、学業だけでなく心身の健康にも影響を及ぼします。ここで、学校と本人・家庭の間をつなぐ「第三者の支援機関」としてのカウンセリングが役立ちます。


認知行動療法から見たいじめへの理解

認知行動療法(CBT)では、出来事や行動を「良い・悪い」と単純に決めつけるのではなく、どんなきっかけで行動が起こり、その後どうつながっていくのかを整理して理解します。

この整理によって、

といった背景を、誰かを責めることなく丁寧に見つめ直せます。

そこから、

といった具体的な解決の糸口を考えられるようになります。


機能的アセスメントという方法

CBTには「機能的アセスメント」という手法があります。これは、

  1. どんな場面で問題が起きるのか(きっかけ)
  2. どんな反応や行動が出るのか(行動)
  3. その後に何が起こるのか(結果)

という流れを丁寧に確認する方法です。

この視点を取り入れると、問題の悪循環が見えやすくなり、どの部分に働きかければ状況が変わるのかが整理されます。カウンセリングでは、このアセスメントをもとに、子ども・保護者・学校それぞれに合ったサポートを一緒に考えます。


カウンセリングでの具体的な支援

子どもへのサポート

保護者へのサポート

学校との橋渡し

こうした支援によって、「一人で抱え込む状況」から抜け出しやすくなります。


再び孤立させないための取り組み

カウンセリングは「今起きている問題」に対応するだけでなく、同じような苦しい状況に戻らないように、周囲とのつながりを整えていくことも大切です。

たとえば、

こうした取り組みは、子どもを一人にせず、安心して生活を送れるように支えるためのものです。


よくある質問(Q&A)

Q1. 子どもが「学校に行きたくない」と言っています。すぐに相談した方がいいですか?
A1. はい。早めに相談することで、孤立感や不安が深まるのを防げます。「小さなことかも」と思っても、安心して話せる場を持つことが大切です。

Q2. 学校に知られるのが怖いのですが、内緒で相談できますか?
A2. もちろん可能です。相談内容は守秘義務に基づいて守られます。必要に応じて、本人やご家族と一緒に学校連携を検討します。

Q3. カウンセリングはどのくらい続けるものですか?
A3. 人によって異なりますが、数回で気持ちが整理される方もいれば、継続的なサポートが必要な方もいます。一緒に無理のない計画を立てながら進めます。


広島でいじめに悩む方へ

「学校に行きたくない」「誰にも話せない」——そう感じるのは自然な反応です。大切なのは、その苦しみを一人で抱え込まないことです。

認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、安心して相談できる場を提供し、学校や家庭との橋渡し役となって支えます。


ご利用案内


📌 広島でいじめに悩んでいる方へ。私たちは「安心して気持ちを整理し、現実的な一歩を踏み出せる場所」でありたいと願っています。

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