2025年05月15日
- 認知行動療法
広島で社交不安にお悩みの方へ:認知行動療法によるカウンセリングのご案内

こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「人前で話すと頭が真っ白になる」「上司と話すだけで汗が出る」「他人の目が気になって外出もつらい」
そんな思いを抱えながら、日々なんとかやり過ごしている方はいませんか?
それは「気のせい」でも「性格の問題」でもありません。
**社交不安(社交不安症/社会不安障害)**という、こころの不調のひとつかもしれません。
私たち、認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、社交不安に悩む方のためのカウンセリングを行っています。
社交不安とは?
社交不安とは、「他人にどう見られているか」「恥をかいたらどうしよう」といった思いが強く、緊張や不安によって日常生活に支障が出る状態を指します。
よくあるお悩みの一例:
- 初対面の人と話すのが極端に苦手
- 会議で発言することが怖い
- 外出時に他人の視線が気になる
- SNSに投稿した後、「変に思われていないか」と不安が続く
これらの不安が続くと、学校や職場、友人関係にまで影響し、孤立感や自信の低下にもつながりかねません。
認知行動療法(CBT)によるカウンセリングとは?
私たちが提供しているのは、**認知行動療法(CBT)**に基づくカウンセリングです。
CBTでは、「人前で話したら絶対に変な人と思われる」といった考え(認知)や、避けたり身を縮めたりといった行動に注目します。
カウンセリングの進め方(例):
- 具体的な困りごとを一緒に整理します
例:「職場の朝礼で話すときに手が震える」 - その時に頭に浮かぶ考えやイメージを確認します
例:「震えているのがバレたら終わりだ」 - 現実的な見方・捉え直しを試みます
例:「多少震えていても、そこまで他人は気にしないかもしれない」 - 小さな練習や行動実験を積み重ねていきます
例:少人数で話す機会を持ち、「意外と大丈夫だった」経験を増やす
このように、無理なく段階的に社交場面への自信を育てていきます。
架空ケースのご紹介
例えば、以下のような方がカウンセリングに来られたと仮定します。
Aさん(30代・男性・会社員)
「朝礼で話すのがとにかく苦手。前日から緊張し、当日は手足が冷たくなり震えてしまう。評価が下がるのではと不安で仕方ない」
Aさんと一緒に、
- 実際にどんな場面で不安が出るかを整理し、
- その場で頭に浮かぶ考えを言葉にし、
- それに対する別の見方を考え、
- 少しずつ発言の練習や、反応の観察をする…
といったステップを重ねることで、
「完璧でなくてもよい」「周りはそこまで気にしていないかもしれない」といった気づきが増え、
少しずつ社交場面への不安が和らいでいくことがあります。
オンライン対応・顔出し不要のカウンセリングも実施中
社交不安で悩まれている方の中には、「対面で話すのがそもそも怖い」「顔を出すのも抵抗がある」という方もいらっしゃいます。
当センターでは、顔出しなしでのオンラインカウンセリングにも対応しております。
ZoomやLINEを活用し、声だけでも安心して受けていただけますので、ご希望の方はお気軽にお知らせください。
広島で社交不安にお悩みの方へ
社交不安は、「気の持ちよう」でどうにかできるものではありません。
でも、少しずつ・確実に改善していくことは可能です。
認知行動療法は、国内外の研究でもエビデンス(効果の裏付け)があり、
実際に多くの方が社会復帰や学校復帰、職場での安心感を取り戻されています。
まずは、ほんの少し、勇気を出してご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q:カウンセリングは何回くらい通えばいいですか?
A:個人差がありますが、社交不安の方では5〜10回ほどで改善の兆しが見られる方が多いです。
Q:薬は使いますか?
A:当センターではお薬の処方は行っていません。必要に応じて精神科などの医療機関と連携することもあります。
Q:相談内容が他人に知られることはありませんか?
A:守秘義務を徹底しており、ご本人の同意なしに情報が外に出ることはありませんのでご安心ください。
ご相談窓口
📍認知行動療法カウンセリングセンター 広島店
〒730-0853 広島市中区堺町2丁目4-16 堺町Yビル402号室
▶︎ 無料相談・カウンセリングのご予約はこちらから(Googleフォーム)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
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