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はじめに:広島の皆さまへ

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。
ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなど長いお休みのあと、子どもが「学校に行きたくない」「お腹が痛い」「気分が重い」と感じることは決して珍しいことではありません。

これは自然な反応であり、多くのお子さんに共通して起こりうることです。
この記事では、なぜ休み明けに登校がつらくなるのかを3つの理由に整理し、それぞれに「休暇中からできる工夫」と「休み明けにできる工夫」をセットでご紹介します。広島の日常に取り入れやすい具体的なヒントを交えていますので、ぜひ参考にしてください。


1. 学校に行きたくなくなる3つの理由と対応策

1-1. 楽しい休日とのギャップ

どういうこと?
休暇中は、ゲームや旅行、家族とのんびり過ごす時間など「自由にできる時間」が増えます。
一方で学校が始まると、決まった時間に起きて、授業や宿題に取り組むなど「制約のある生活」に戻ります。
この “自由から規則への急な切り替え” が大きな負担になり、「学校に行きたくない」という気持ちを強めるのです。

休暇中にできる工夫

休み明けにできる工夫


1-2. 体のリズムの乱れ・疲れの持ち越し

どういうこと?
休みの間に夜更かしや朝寝坊が続くと、体内時計がずれてしまいます。
さらに、旅行や人付き合いで体力を消耗して「休んだはずなのに疲れが残る」ということもよくあります。
生活リズムが乱れたまま学校生活に戻ると、朝起きるのがつらくなり、気持ちも重く感じやすくなるのです。

休暇中にできる工夫

休み明けにできる工夫


1-3. 学校に関する不安の再浮上

どういうこと?
休みの間は気にしていなかった「宿題、テスト、友達関係、行事」などが、登校前になると一気に思い出されます。
頭に浮かぶ「うまくいかないかも」「怒られるかも」といった考えは、実際の出来事ではなく“予測”にすぎませんが、それが気持ちを重くしてしまうのです。

休暇中にできる工夫

休み明けにできる工夫


2. 家庭でできるリラックスと気分の切り替え


3. 保護者にできるサポート


4. よくある質問(Q&A)

Q1. 子どもが「学校に行きたくない」と言ったら休ませてもいいですか?
A1. 無理に行かせると逆効果になることもあります。一時的に休ませながら、つらさの理由を整理していくことが大切です。

Q2. 認知行動療法ではどんなことをしますか?
A2. 考え・気持ち・行動のつながりを整理し、日常で実践できる工夫を一緒に見つけていきます。小さな行動を通して気分の変化を体験していただきます。

Q3. どんなときに専門家に相談すべきですか?
A3. 不登校が長引く、強い体調不良が続く、気分の落ち込みが強いときは、専門家に相談することをおすすめします。


5. 広島店からのお知らせ

当センター広島店では、連休明けの登校の重さや「学校に行きたくない」という気持ちに寄り添うカウンセリングを行っています。
認知行動療法をもとに、お子さんやご家庭の状況に合わせた生活に取り入れやすい工夫を一緒に考えていきます。


おわりに

広島の皆さま、連休明けに「学校に行きたくない」と感じるのは自然なことです。
大切なのはその気持ちを否定せず、休暇中から少しずつ準備し、休み明けに小さな行動を重ねていくことです。

その一歩一歩が安心感や自信につながっていきます。
もしご家庭だけで対応が難しいと感じるときは、どうぞ広島店にご相談ください。一緒に、無理のない工夫を見つけていきましょう。

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