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こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。
本記事では、広島県におけるDV(配偶者等からの暴力)相談の実態を、公的統計・行政資料にもとづいて整理し、その上でDV再発防止を目的とした認知行動療法(CBT)カウンセリングの考え方と進め方をご紹介します。
刑事的な断罪や感情的な表現は避け、事実ベースで地域特性を理解することを目的としています。


広島県におけるDV相談の現状(公的統計から)

相談件数の推移(直近5年)

内閣府(男女共同参画局)が公表する配偶者暴力相談支援センター(PVSC)の統計によると、広島県の相談件数は次のとおりです。

2023年度に一時的な増加がみられ、その後2024年度は減少しています。ただし、これは「DVが減った」と断定できるものではなく、相談行動や周知、窓口へのアクセスのしやすさ等の影響を受けると整理されています。

全国平均との比較

2024年度の全国総相談件数は127,796件で、1センター当たりの全国平均は403.1件とされています。一方、広島県は1センター当たり252.3件で、全国平均より小さい水準です。
ただし、センター数や運用形態、市町との役割分担が異なるため、単純な多寡比較は適切ではない点に留意が必要です。

警察等への相談件数

広島県の男女共同参画関連資料では、警察へのDV相談等件数は2024年に2,137件と示されています。また、県内の相談資源の一つであるエソール広島へのDV関連電話相談は、同年306件と整理されています。
このことから、DVの相談は複数の窓口に分散して現れる領域であることがうかがえます。


DV相談の特徴と傾向

電話・非対面相談が中心

2024年度のPVSC統計では、電話相談が来所相談を大きく上回っています
DVは、初期段階では

DVの類型についての注意点

身体的・精神的・経済的・性的DVの割合を示す都道府県別の内訳統計は公表されていません
そのため、広島県に限って「精神的DVが多い」などと断定せず、


広島県ならではの視点(県の課題認識から)

広島県は、男女共同参画計画等において、

統計の増減にかかわらず、DVは潜在化しやすく、「相談として表に出てきた分が見えているに過ぎない」という前提を持つことが大切です。
都市部・地方部の差についても、断定は難しい一方、交通アクセス、匿名性、夜間対応の有無、家庭内の孤立といった要因が影響し得ると考えられています。


DV再発防止のための認知行動療法カウンセリング

当センターでは、DVを
「意志の弱さ」や「性格の問題」として断罪するのではなく、
どのような状況・考え・感情の流れで行動が起きたのかを整理し、再発を防ぐための現実的な対処を身につける支援を行います。

カウンセリングの流れ(架空事例)

〈事例:40代男性・会社員〉
家庭内での口論が激化し、怒鳴る・物に当たる行為が繰り返されていることに不安を感じ、相談に来室。

  1. 聞き取り(安全配慮を最優先)
     直近の出来事を事実ベースで整理し、「どの場面で」「何が起きたか」を確認します。
  2. 行動に至る流れの整理
     疲労、考え方の癖、感情の高まりなど、行動直前のサインを一緒に可視化します。
  3. 再発防止の具体策を検討
     エスカレートする前に使える言動の切り替え、距離の取り方、相談先の活用などを練習します。
  4. 振り返りと調整
     実生活で試した結果を振り返り、現実に続けられる形に微調整していきます。

データを見る際の注意点

こうした前提を踏まえ、支援につながること自体に意味があると考えています。


認知行動療法カウンセリングセンター広島店のご案内

認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、
DVの再発防止を含め、対人関係や感情コントロールの困りごとについて、
認知行動療法の視点から整理と具体的な取り組みを行っています。

所在地
〒730-0853
広島市中区堺町2丁目4-16 堺町Yビル402号室
(広島電鉄 小網町駅 徒歩1分/土橋駅 徒歩3分)

営業時間
10:00〜20:00(完全予約制)

WEBサイト
https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/

お申込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

一人で抱え込まず、まずはご相談ください。
広島で、DVの再発防止に向けた現実的な支援をお探しの方を、私たちはお待ちしています。

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