2026年05月15日
- 認知行動療法
広島でトラウマによる感情コントロールに困っている方へのカウンセリング|DBTのスキルトレーニングで「感情の嵐」に対処する
こんにちは、認知行動療法カウンセリングセンター広島店です。
広島で、過去のつらい体験やトラウマの影響によって「急に怒りが爆発する」「気持ちが不安定になりやすい」「人間関係で感情が揺さぶられやすい」といった悩みを抱えていませんか?
広島市内でも、仕事・家庭・対人関係のストレスの中で、感情の波に振り回され「自分でもどうしてこんなに苦しいのか分からない」と感じている方は少なくありません。特に、幼少期から慢性的な傷つき体験があった場合、現在の生活においても感情調整の難しさが続くことがあります。
認知行動療法カウンセリングセンター広島店では、こうした「感情の嵐」に対して、認知行動療法の一つであるDBT(弁証法的行動療法:Dialectical Behavior Therapy)のスキルトレーニングを活用し、感情に飲み込まれにくい状態づくりをサポートしています。
トラウマが感情コントロールに与える影響とは?
トラウマというと、事故や災害など単発の強い出来事を想像されることもありますが、実際には幼少期からの慢性的な否定・不安定な養育環境・繰り返される恐怖体験なども深く影響することがあります。
こうした体験が続くと、
- 怒りや恐怖が急激に高まりやすい
- 些細な刺激でも強く反応してしまう
- 自分の感情が何なのか分からない
- 感情が強すぎて衝動的な行動をとってしまう
- 人間関係が不安定になりやすい
といった状態が起こることがあります。
これは「気持ちが弱い」「性格の問題」というよりも、強いストレス環境の中で感情を整理する機会が少なかった結果として起こることがあります。
複雑性PTSDと「感情の嵐」
慢性的なトラウマ体験の影響が長期化すると、複雑性PTSD(Complex PTSD)と呼ばれる状態につながることがあります。
特徴としては、
感情面
- 怒り・不安・悲しみが急激に高まる
- 平静を保ちにくい
- 感情が長引く
対人面
- 人間関係で極端に不安になる
- 見捨てられ不安や警戒心が強い
- 相手の反応に敏感すぎる
自己認識
- 自分を責めやすい
- 強い恥や無力感
このような状態では、いきなり過去のトラウマ記憶に向き合うよりも、まず「今の感情を安定させる力」を育てることが重要になる場合があります。
DBT(弁証法的行動療法)とは?
DBTは、感情調整が難しい方のために開発された認知行動療法です。
特徴は、「今の自分を受け止めること(受容)」と「より良い方向へ変わること(変化)」の両方を大切にする点です。
つまり、
- 「今つらい」と認めながら
- 「その中でより良い行動を選ぶ力」を育てる
というアプローチです。
感情そのものを消そうとするのではなく、「感情があっても行動を選べる状態」を目指します。
DBTの4つの主要スキル
① マインドフルネススキル
「今この瞬間」に気づく練習です。
例えば、
- 今、自分は何を感じているか
- 体はどう反応しているか
- 頭の中で何を考えているか
を、良い悪いで判断せず観察します。
これにより、感情に飲み込まれる前に「気づく」力を育てます。
② 苦悩耐性スキル
感情が強すぎる瞬間を乗り切るための方法です。
代表的なのがSTOPスキルです。
S:Stop
立ち止まる
T:Take a step back
一歩引く
O:Observe
状況を観察する
P:Proceed mindfully
目的に合う行動を選ぶ
「反射的に怒鳴る」「衝動的に壊す」といった行動を防ぐ助けになります。
③ 感情調節スキル
感情そのものを整えやすくする土台を作ります。
例えば、
- 睡眠
- 栄養
- 運動
- 体調管理
感情は心だけでなく身体状態にも大きく左右されます。
また、「怒りで避けたくなるけど、あえて冷静に話す」など、感情と逆方向の行動を選ぶ練習も含まれます。
④ 対人関係スキル
感情が揺れやすい方ほど、人間関係の中で苦しみやすいことがあります。
そのため、
- 断る
- 頼む
- 自分の気持ちを整理して伝える
- 相手に合わせすぎない
といったスキルを身につけることが重要です。
トラウマケアで大切なのは「いきなり向き合いすぎないこと」
トラウマ治療というと、「過去を思い出して整理すること」が中心と思われることもありますが、感情調整が不安定な段階で無理に向き合うと、逆に苦しさが強まることもあります。
そのため、
まずは
- 感情を安定させる
- 衝動を減らす
- 日常生活を整える
その上で
- 必要に応じて過去の整理に進む
という段階的な支援が重要です。
広島でトラウマによる感情コントロールに悩む方へ
広島は、仕事・家庭・地域コミュニティなど人とのつながりが深い地域性もあり、「感情をうまく抑えなければ」と無理を重ねやすい方もいらっしゃいます。
しかし、感情を抑え込むことだけでは限界があります。
必要なのは、「感情をなくすこと」ではなく、「感情があっても飲み込まれにくくすること」です。
DBTスキルトレーニングは、そのための具体的な方法を学ぶ一つの選択肢です。
Q&A
Q1. DBTはトラウマ専門の治療ですか?
DBTはもともと感情調整の困難さに対して開発された方法ですが、現在ではトラウマ関連の感情不安定さへの支援にも活用されることがあります。
Q2. 感情が爆発しやすいのですが、改善できますか?
感情そのものをゼロにすることは難しくても、気づき方や対処法を学ぶことで、衝動的な反応を減らせる可能性があります。
Q3. トラウマを無理に話さないといけませんか?
必ずしも最初から詳細に話す必要はありません。まずは現在の生活や感情調整を優先する進め方もあります。
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WEBサイト:https://hiroshima.cbt-mental.co.jp/
まとめ
トラウマによる感情コントロールの難しさは、単なる「我慢不足」ではなく、これまでの経験の中で形成された反応パターンが影響していることがあります。
だからこそ、責めることよりも、理解し、具体的なスキルを身につけていくことが大切です。
「感情の嵐」に飲み込まれ続けるのではなく、少しずつ対処する力を育てたい方は、広島でのカウンセリングという選択肢もご検討ください。
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